アクション好きが観てきた映画感想!!(あくまでも個人的な感想です)

映画の感想をブログでやってみます。なにぶん素人ですのでどうか暖かい目で見てほしいです(不快になられても責任とれませんので悪しからず)

ジョン・ウィック コンセクエンス

短文感想

アクション映画ファンに捧げ、スタントマン達にも捧げた渾身のアクション映画

個人的%率 100%

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

長文感想

ジョン・ウィックシリーズの(一応の)完結編であるジョン・ウィック コンセクエンス。観てきましたよ!!

最序盤の砂漠戦、序盤の大阪での勘違い日本を加速させたかのようなぶっ飛んだ描写からのベルリンでの戦いに最後はパリで大暴れ

165分間の全てがアクション映画好きに捧げられたかのようなアクション映画でした。

特に序盤の大阪編でジョンは支配人で旧友のコウジを頼って主席連合から匿って貰ったけどバレて大戦闘になるのですがここが本当に盛って盛って盛りまくってって感じで日本刀は前にも使ってから控えてるみたいな感じで今回は弓矢・・・いやより痛そうになってるんですけど!?そしてヌンチャク。ここのヌンチャクのシーンが良くてジョンと同じく敵も防弾性のスーツを着てるんでまぁジョンの銃撃に普通に耐えて突っ込んでくるんで接近戦用の武器としてヌンチャクを使ってるってのがアクションを見てれば分かる親切設計でお手本のようなアクションのシークエンスの作りでした。これ本当に良かった。まぁ流石に長くねぇか?と思わなくも無いですがそんな不粋な事は言いません。アクション映画なんだから!

続くベルリン戦も良くてスコット・アドキンス大暴れ!太ってるメイクをやって分からなかったのですがまぁ色々と打たれたり首を斬られてるのにしぶといwもう最後の方に関してはなにをやれば死ぬんだって自分からネタにしてるしww

ここの自分を追ってきてるケインやノーバディとのチームアップは盛り上がりましたね。まぁ絶対にやるだろって思ってましたけどやっぱりこういうお約束を外さない感じが良い!

そしてパリ戦、凱旋門での大暴れの後のノーバディとの決戦も兼ねた廃墟での戦いでドラゴンブレス弾を分断に使ったアクションでマジでどうやってこれを撮ったのか分からないです。ワンカット・・・ワンカット風の可能性が高いですがそれでキアヌがまぁ昔のゲームさながらも無双。う~ん、最高!

ノーバディとの戦いも今回の敵である侯爵の側近がノーバディの愛犬を殺そうとしてるのを阻止して終わると云う軽い貸し借りみたいな感じでした。ジョンもジョンで何回かノーバディに助けられてたので犬を助ける為と貸し借り無しって部分の両方を感じられたし、犬を守るってジョンが1で出来なかった事でもあるから1から観てた自分としてはもう感涙ものでした。

そしてラストバトルの階段落ち決戦。

階段落ちって蒲田行進曲とかのクライマックスで使われるくらい映画的なシーンでアクション映画で階段とかエレベーターとかあると良く見かけるのですがこういった大作映画のラストバトルでやるのはもう監督やキアヌのアクション映画に対するラブコールですよ。良く見かけるわりにあっさりと終わり、スタントマン達は毎回毎回落ち方をミスれば大怪我では済まない可能性も高い階段落ちという描写に対してスタントマンである監督からの反抗心を凄い感じます。実際に落ちてるスタントマンの描写も長いですしね。

キアヌもまぁ無茶苦茶落ちててあそこはもう階段落ちに対して並々ならぬフェチズムですよ。

キアヌ演じるジョンもいつも以上に動きまくってたぶん歴代で1番動いてた。

ドニー・イェン演じるケインも幸せを掴んだIFのジョンとして暴れてますし、真田広之演じるコウジ、今作が映画デビュー作であるリナ・サワヤマのアキラのアクションも圧巻で、というかリナ・サワヤマもアクションがマジで凄かった。あの屋上の弓矢アクションで股割して避けて敵を撃退という動きがヤバい!早いし、ワンカットで撃退まで撮っててあんなワンカット見たことがない!

スコットアドキンスもデブになってるのにいつもの動きで本当にここは笑いました。というかケツを銃で撃たれてるのに死なないって何!?

侯爵の側近であるマルコ・サロール演じるチディもジョン並みにしぶといし、このシリーズに本当にアレだな。主人公はなぜ死なないんですか?って疑問に対して全員をしぶといですよ。ってRRRじみた事をずっとやってて今回は特にそれがフルスロットルでした。

ラスボスの侯爵に関してはまぁ、酷いボンボン感が凄くてアホが権力を持つとこうなるを地で行っててクズ度が加速していく展開はもう完全に笑いましたww

今回でジョンは死んで墓に入ったのですが実は今作の登場人物にはジョンのIFが多く存在していて幸せを掴んで引退したらどうなるか?→ケインのように大切な人を人質に取られます!(これはヘレンがもしも生きてたらあり得た可能性)

愛犬と暮らしてたらどうなるか?→ノーバディのように愛犬と裏の世界に帰ってくる!(これは可能性としては低く、愛犬が死ななかった未来の可能性でもあるので分からない)

禊がちゃんと済まされたらどうなる?→告知人のように主席連合の使いっぱしりになる!(3でなりかけてた)

それも逃れたらどうなる!→コウジみたいに義理を優先して死ぬ!(ジョンは義理を重んじる性格)

とジョンの未来が本当に死ぬ以外ロクでもない未来なのを暗示してる作りなのが凶悪過ぎます。

最後は死んで墓に入ったジョン。

ウィンストンはホテルを無事に再建する事が出来たし、ホームレスの王であるパウリーもジョンの愛犬を継いでまぁなんだかんだ生きていそうであると示させてる中でまさか最後の最後でコウジを殺された娘のアキラがケインに向かってナイフを刺そうとする場面で終わって、あの世界はジョンだけでなく復讐の連鎖に囚われている者は多いという結末になりました。

5弾の噂もありますが取り敢えずキアヌもだいぶ役作りに追い込まれたようで今回の結末になったらしいのでそれは完全にキアヌの精神状態優先にして欲しいですね。Amazonでコンチネンタルのスピンオフや『バレリーナ』も控えてる事ですし、キチンと面白くそして評価されてジョンウィックの世界観がキアヌ頼りにならない事を祈ります。

アクション映画好きとして最高の映画でした!!