アクション好きが観てきた映画感想!!(あくまでも個人的な感想です)

映画の感想をブログでやってみます。なにぶん素人ですのでどうか暖かい目で見てほしいです(不快になられても責任とれませんので悪しからず)

ブルービートル

短文感想

ちょっと想像以上に確りしたヒーローオリジンかつお手本のようなファミリー映画

個人的%率 100%

 

 

 

 

 

 

 

ネタバレ感想

DVDですがブルービートルを鑑賞しました!DCUは色々とあってかなり面倒くさい状況ですし、日本では劇場公開されなかった不遇みたいな感じの作品・・・と思いきやDC映画の中でも一二を争うくらいに確り作られてた

 

大学を卒業したばかりのハイメは自分の故郷に帰ると家は3ヶ月後に無くなる可能性高し、おじの修理屋は潰れてなど経済的に大ピンチの上に自分の父親も心臓発作で倒れた事を隠されてるなど混乱と問題が山程ある中でハイメは最初は妹のミラグロの働いてるビクトリア・コードの家の清掃係になって取り敢えず働く(お金をすぐに稼がないといけない)もあえなくクビになり、ビクトリアの姪のジェニーが不憫に思ってくれたので彼女から仕事を紹介して貰う為にコード社の本社に行くも、彼女は彼女で自分の父親が長年研究してきたスカラベを兵器利用しようとしてるビクトリアから盗んで逃げようとしていた。

まぁ色々とあってそれはハイメに託されてハイメの体に共生する事になり色々と騒動が起こって父親が死にヒーローとして立ち上がるのですが・・・

 

何が良いかってハイメを初めとしたレイエス一家が兎に角最高!色々と誂いつつも慕ってくれる妹のミラグロ、現実的な事を言いつつもハイメを大事に思ってくれるお母さんにお婆ちゃん、陰謀論に染まってるような感じだけど優秀な叔父のルディ、楽観的に考えつつも皆を引っ張ろうとするお父さんとか、もう兎に角レイエス一家最高!ってなるくらいに全員キャラが濃いし、観ていて楽しい!

そして今作のヴィランのOMACのイグナシオ、ビクトリア・コード、ハイメを巻き込んでしまったジェニーとか他のメインキャラがレイエス一家と対比するように家族関係の問題を抱えてるという超シンプルな構造。

イグナシオは途中と終盤では結構印象が変わりますね、最後のイグナシオの終わり方はそれまでの描写を考えて納得の行く終わり方でした。

今作1番の悪党のビクトリアも冷静に事実だけみると結構悲惨と言えば悲惨な境遇なんですが成り上がる為に容赦なく人を蹴落として貪ってるので最後の爆破は因果応報ってのがよく似合います

また話も世界を守るってのは今作の問題の延長線上にありつつも本質は家族を守るって話で1度捕まって脱出する時にハイメが戻るのですがその理由が妹のミラグロなのも良い! 

兎に角家族を守るって芯が徹底されて守られていて複雑な人物関係がなく恐ろしいくらい見易い映画です。ファミリー映画の教科書レベルでした。

お父さんが死んだ時も普通に泣いたし、こういうシンプルな構造で泣くのって王道で良いなと観ながら思った。

2弾があるなら普通に観たいけど、これはこれで1弾で終わってる方が良い感じかもしれないと思う。下手に続くよりもスッパリ終わらせて後でどんな事になるか観客の想像に任せるってのが良い。無理に創ってこの優しい世界を壊してほしくないと本気で思った映画です