アクション好きが観てきた映画感想!!(あくまでも個人的な感想です)

映画の感想をブログでやってみます。なにぶん素人ですのでどうか暖かい目で見てほしいです(不快になられても責任とれませんので悪しからず)

ジョン・ウィック コンセクエンス

短文感想

アクション映画ファンに捧げ、スタントマン達にも捧げた渾身のアクション映画

個人的%率 100%

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

長文感想

ジョン・ウィックシリーズの(一応の)完結編であるジョン・ウィック コンセクエンス。観てきましたよ!!

最序盤の砂漠戦、序盤の大阪での勘違い日本を加速させたかのようなぶっ飛んだ描写からのベルリンでの戦いに最後はパリで大暴れ

165分間の全てがアクション映画好きに捧げられたかのようなアクション映画でした。

特に序盤の大阪編でジョンは支配人で旧友のコウジを頼って主席連合から匿って貰ったけどバレて大戦闘になるのですがここが本当に盛って盛って盛りまくってって感じで日本刀は前にも使ってから控えてるみたいな感じで今回は弓矢・・・いやより痛そうになってるんですけど!?そしてヌンチャク。ここのヌンチャクのシーンが良くてジョンと同じく敵も防弾性のスーツを着てるんでまぁジョンの銃撃に普通に耐えて突っ込んでくるんで接近戦用の武器としてヌンチャクを使ってるってのがアクションを見てれば分かる親切設計でお手本のようなアクションのシークエンスの作りでした。これ本当に良かった。まぁ流石に長くねぇか?と思わなくも無いですがそんな不粋な事は言いません。アクション映画なんだから!

続くベルリン戦も良くてスコット・アドキンス大暴れ!太ってるメイクをやって分からなかったのですがまぁ色々と打たれたり首を斬られてるのにしぶといwもう最後の方に関してはなにをやれば死ぬんだって自分からネタにしてるしww

ここの自分を追ってきてるケインやノーバディとのチームアップは盛り上がりましたね。まぁ絶対にやるだろって思ってましたけどやっぱりこういうお約束を外さない感じが良い!

そしてパリ戦、凱旋門での大暴れの後のノーバディとの決戦も兼ねた廃墟での戦いでドラゴンブレス弾を分断に使ったアクションでマジでどうやってこれを撮ったのか分からないです。ワンカット・・・ワンカット風の可能性が高いですがそれでキアヌがまぁ昔のゲームさながらも無双。う~ん、最高!

ノーバディとの戦いも今回の敵である侯爵の側近がノーバディの愛犬を殺そうとしてるのを阻止して終わると云う軽い貸し借りみたいな感じでした。ジョンもジョンで何回かノーバディに助けられてたので犬を助ける為と貸し借り無しって部分の両方を感じられたし、犬を守るってジョンが1で出来なかった事でもあるから1から観てた自分としてはもう感涙ものでした。

そしてラストバトルの階段落ち決戦。

階段落ちって蒲田行進曲とかのクライマックスで使われるくらい映画的なシーンでアクション映画で階段とかエレベーターとかあると良く見かけるのですがこういった大作映画のラストバトルでやるのはもう監督やキアヌのアクション映画に対するラブコールですよ。良く見かけるわりにあっさりと終わり、スタントマン達は毎回毎回落ち方をミスれば大怪我では済まない可能性も高い階段落ちという描写に対してスタントマンである監督からの反抗心を凄い感じます。実際に落ちてるスタントマンの描写も長いですしね。

キアヌもまぁ無茶苦茶落ちててあそこはもう階段落ちに対して並々ならぬフェチズムですよ。

キアヌ演じるジョンもいつも以上に動きまくってたぶん歴代で1番動いてた。

ドニー・イェン演じるケインも幸せを掴んだIFのジョンとして暴れてますし、真田広之演じるコウジ、今作が映画デビュー作であるリナ・サワヤマのアキラのアクションも圧巻で、というかリナ・サワヤマもアクションがマジで凄かった。あの屋上の弓矢アクションで股割して避けて敵を撃退という動きがヤバい!早いし、ワンカットで撃退まで撮っててあんなワンカット見たことがない!

スコットアドキンスもデブになってるのにいつもの動きで本当にここは笑いました。というかケツを銃で撃たれてるのに死なないって何!?

侯爵の側近であるマルコ・サロール演じるチディもジョン並みにしぶといし、このシリーズに本当にアレだな。主人公はなぜ死なないんですか?って疑問に対して全員をしぶといですよ。ってRRRじみた事をずっとやってて今回は特にそれがフルスロットルでした。

ラスボスの侯爵に関してはまぁ、酷いボンボン感が凄くてアホが権力を持つとこうなるを地で行っててクズ度が加速していく展開はもう完全に笑いましたww

今回でジョンは死んで墓に入ったのですが実は今作の登場人物にはジョンのIFが多く存在していて幸せを掴んで引退したらどうなるか?→ケインのように大切な人を人質に取られます!(これはヘレンがもしも生きてたらあり得た可能性)

愛犬と暮らしてたらどうなるか?→ノーバディのように愛犬と裏の世界に帰ってくる!(これは可能性としては低く、愛犬が死ななかった未来の可能性でもあるので分からない)

禊がちゃんと済まされたらどうなる?→告知人のように主席連合の使いっぱしりになる!(3でなりかけてた)

それも逃れたらどうなる!→コウジみたいに義理を優先して死ぬ!(ジョンは義理を重んじる性格)

とジョンの未来が本当に死ぬ以外ロクでもない未来なのを暗示してる作りなのが凶悪過ぎます。

最後は死んで墓に入ったジョン。

ウィンストンはホテルを無事に再建する事が出来たし、ホームレスの王であるパウリーもジョンの愛犬を継いでまぁなんだかんだ生きていそうであると示させてる中でまさか最後の最後でコウジを殺された娘のアキラがケインに向かってナイフを刺そうとする場面で終わって、あの世界はジョンだけでなく復讐の連鎖に囚われている者は多いという結末になりました。

5弾の噂もありますが取り敢えずキアヌもだいぶ役作りに追い込まれたようで今回の結末になったらしいのでそれは完全にキアヌの精神状態優先にして欲しいですね。Amazonでコンチネンタルのスピンオフや『バレリーナ』も控えてる事ですし、キチンと面白くそして評価されてジョンウィックの世界観がキアヌ頼りにならない事を祈ります。

アクション映画好きとして最高の映画でした!!

プレデター ザ・プレイ

短文感想

現状のプレデターシリーズを止めて要素を徹底的に削いだ上に絶対に残った物を突き詰めた傑作

 

個人的%率 90%

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

長文感想

ディズニー+に入ったので観ました!プレデターシリーズは好きで自分はエイリアンVSプレデターから入って今までのシリーズで云うとプレデター2が大好きです。

2018年のザ・プレデターよりも更に前、今まで映画で描かれていた時代よりもはるか前のアメリカのコマンチ族とプレデターとの戦いで主人公はコマンチ族の女性ナルでそのナルの成長談でもあります。

 

今回はプレデターシリーズの狩りの部分を徹底的に突き詰めた上にそれ以外の要素を削ぎ落としてるお陰か凄い観やすく話にも入りやすいのが良かった所ですね。

 

プレデターも狩って獲物を戦利品にする。

コマンチ族も狩って獲物を戦利品にする。

不殺生は両方ともやらず、また狩るのが逆に自分の誇りを傷つける場合はやらないなど共通点も多く、それは両方とも生き抜くためというのも良いところ。

誇りVS誇りでどっちが相手を狩り取れるかというシンプルな戦いで主人公のナルが工夫を持って生き抜こうとする姿が良いですね。

ただ終盤戦間近の白人は別にいなくても良いような気が結構あって、プレデターの強さはその前のコマンチ族の仲間との戦いで結構見せつけていたのであそこは完全にプレデターの虐殺を魅せる為にやってるのだと思いますが・・・別に無くても良かったような気がします・・・まぁそうなると最終決戦の切り札であるプレデターの面をどうやって奪うのかという問題にぶち当たりますし、ナルの兄貴であるタナベとナルの話し合いもあったので無かったら無かったで困りますし、プレデターでもコマンチ族とも違う存在である狩って好き放題やる白人というのは悪くない対比でしたが如何せんそれまで映画にいなかった者が出てきてるのは少し好みとは違ったなぁ

入れるならナルの最初の失敗したライオンの狩りの最初の部分で入れてればと思いましたがあそこに入れるのもなんかノイズになりそうだし、難しい問題ではあると思います。

個人的な好みとしてグロい部分も今までのプレデターと違って見え難いけど想像はしやすくというわりと好みのされ方をしてて良かったです。グロテスクなスプラッターを楽しむ映画じゃないという制作陣の拘りが見えます。

 

 

なにはともあれプレデターシリーズの完全復活かつプレデターシリーズの基軸は何をやろうとしてもここなのだとある意味で指針になる映画でした。

 

トランスフォーマー ビースト覚醒

短文感想

少年漫画を実写化したらこうなるという程にド王道ド直球のエンターテイメント

 

個人的%率 90%

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     

 

 

 

 

ネタバレ長文感想

観てきました。トランスフォーマー!!

2007年の1作目から観続けてきたシリーズで私個人はそれ以前のアニメ作品は初代は何話かしか観てなく今回のビーストウォーズからの参戦キャラ達も知らないという状態でしたが楽しめました。

 

マクシマル達があらゆる宇宙を移動出来るスペースキーをユニクロンとその手下のテラーコン達から守ろうとして故郷が滅ぶオープニングから何百年か経ち、元軍人で電子機器のプロであるノアが難病である弟の治療費の為に盗もうとした車がオートボットのミラージュだったという展開で始まるオートボット&マクシマルとテラーコン達の戦いでこっからはあっちへ行ったりこっちへ行ったり、戦ったりの連続でしたが展開が諸に少年漫画なんですよね。

悪い意味じゃなくて寧ろここまで王道の展開をやってくるのが凄い良くて楽しめました。オプティマスは今作だと人間を信じてない上に一時的な避難の為に来てるはずの地球に7年いて結構やさぐれてます。そんなオプティマスがドンドンとオートボットのリーダーとして頑張っていく成長物語とお調子者オートボットのミラージュとノアの熱い友情物語の2つの柱が面白くてみっちりと詰まっているんですけど詰め込みすぎてる感がないのは中々良かった。

敵のスカージとの因縁も序盤で負けてバンブルビーが死んでしまい、中盤戦でリベンジを果たそうとするも出来ず最終戦でそれらを達成・・・諸に少年漫画の展開じゃん!と内心ツッコミはしつつも熱くなりました。

ただ熱くはなりつつもノアとミラージュの出会いやバンブルビーの復活など色々と超展開的なところは多々あって、私はそこら辺は勢いとノリが良ければオッケーなタイプなのであまり気にしてませんでしたがこれは気になる人は気になるだろうなと思える詰めの甘さでした。

特にバンブルビーの復活に関しては結構雑い・・・理由は分かりつつも唐突感が漂います。

後、トランスフォームのシーンが実は今回全てあっさりしててそれは多分初代のアニメの雰囲気を再現してあぁなったのだと思いますがそれはそれで物足りなかったので次作はもう少し持って欲しいです。

 

何はともあれ最後の騎士王が個人的にワーストでもうこのシリーズは合わないと感じ、バンブルビーでももう少し盛ってくれればと思ってた自分が2007年のトランスフォーマーを観ていた感情を呼び起こしてくれたので大満足です。

 

最後にノアが就職しようとした先はなんとGIジョー!!?確かにスネークアイズはやってたし、権利を持ってる所は一緒だけどクロスするの!?マジで!?

観てみたいと思いつつもどうやって参戦するのか全く分からないのでここら辺は次作からの展開を待ちます。ただどうも今作を作ったパラマウントの社長は乗り気ではないらしいのでひょっとしたら次作では忘れられてる設定かも・・・それはそれでなんか勿体ない・・・

 

RRR

短文感想

全てが最高の骨太エンターテイメント

個人的%率 200%

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネタバレ感想

昨年の10月に日本で公開されて話題のインド映画『RRR』。色々と予定が重なりまくって縁がなかったと思ってましたがまさか奇跡的にMovix橋本の上映に行けたので行きました!!

そして漸く見れた感想としては超面白かった。

 

幾つか章わけがなされていて先ずはそもそもの大元の事件である今作のラスボス夫妻であるスコット伯爵とキャサリン夫人によるゴード族の娘のマッリ誘拐。

警察官として実績を上げてるのに人種差別によって成り上がれないラーマの話。

マッリを救うために総督府へ乗り込もうとするビー厶達の話。

ビー厶達を確保した者を特別捜査官に上げると公言したキャサリンの話に乗り、ビー厶達を確保しようとするラーマ。

出会うラーマとビー厶はお互いの正体を知らず仲良くなり、スコット夫妻の姪であるジェニーの助けもあり、遂にマッリ救出の為に動くもビー厶の正体を知ったラーマが立ち塞がり・・・

 

これだけ盛ってるのにまだ半分なのが凄い・・・後半からはラーマがなぜ特別捜査官に成り上がろうとしていたのかとラーマの背景も描かれてそして遂に始まる逆転劇と浪漫と外連とパワーを詰めまくっていて凄いカロリー高い映画でした。

 

ビー厶とラーマの友情と葛藤が面白くて特にビー厶とラーマが闘う時のラーマの台詞が『降伏しろ』とか『逮捕する』とか事務的な事ばかりで目を合わせてないのが良くて見ててラーマも葛藤してるのがビシビシに伝わってきて悲しみを覚えつつもパワフルアクションでそれはそれとして観客を楽しませるという監督のエンタメ精神の高さも凄い。

 

今作の好きなポイントの1つがビー厶もラーマも1人で解決してるのではなくて仲間だったり家族が彼らを助けたりしててこの団結精神とチームワーク、ここら辺をミスると2人の序盤から無双になって冷めるので丁寧なのが良かった。

特に終盤のシータの助けがなければビーム達はお陀仏だったのでクライマックスまで無双にしてない作りが徹底されてる。

そしてイギリス側のキャラも面白い。

極悪非道を地で行ってるスコット夫妻・・・スコット伯爵はゲス野郎だけど純粋に銃の腕が良かったり、洞察力に優れていたりと侮れない敵という感じで最終盤まで動じずにビー厶とラーマ対処しようとしていてまさにラスボスとはこういうのを云うんだと云わんばかりのキャラでした。

そしてキャサリン夫人・・・今作で1番乗ドス黒さを発揮していてこの悪女っぷりの強烈さたるやしかもかなりのドSなのもえげつない。

この2人が今作の悪役のトップ2なのですが極悪非道を行き過ぎてて悪役として好きになるタイプですがスコットの部下のエドワードはその逆ですね。

尊大な態度で見下して嘲笑う人間的な嫌らしさ全開で小物臭くて悪党って感じが良かった。

序盤でビームを暴行し中盤の山場の前の物語的な中ボスを担ってるロバートもビームとマッリが再会した時に敵として緊迫感を駆り立てつつビームが乗り込んだ時には向かっていく見事なまでの中ボス感・・・まぁビームにボコボコにされまくっててマジで強さも中ボスなんですけど・・・

パーティーでダンス対決をする事になったダンサーのジェイク・・・今作でのイギリス人の男ってまぁ極悪と外道が多い中でジェイクはマシな部類で嫌な奴には変わりないけど自分は見てて嫌いにはなれないタイプの嫌な感じでナートゥダンスの時にビームとラーマと共に残ってたのでまぁ嫌な性格には違いないけどちゃんとそれ分の仕返しだけしか受けてないのも今作の良いところ・・・まぁそこ以外影も形も出てきてないけど出てこられたら出てこられたらで死にそうと思ってたのでこれはこれで・・・

そして今作のイギリス人キャラの中で唯一の良心的存在のジェニー・・・本当にマジで良い人すぎて他のキャラの悪役さがまた上がってるのですが今作だとわりとキャサリン以外のイギリス人女性は悪役感がないのでジェニーだけが聖人過ぎてるわけじゃない・・・先程のチームワークと同じ問題でここら辺をちゃんと描いてるからこそご都合主義感を感じさせない作りが上手い。

 

アクションは泥臭さを出しつつも外連味ある豪快なアクションで構成されててこれがドンドンとよりビームとラーマのアクションが神話チックになっていくのですがラスボスのスコット伯爵、後はダンス対決の部分のジェイクがわりと2人よりなのでそこまで違和感ないのが豪快と言うか力技と言うか・・・一言で言うなら最高でした。

ミュージカルシーンも全て印象的でナートゥダンスは勿論最高でしたが自分はEDが1番好きですね。

EDに合わせてダンスがされてる横の端っこに流れるエンドロールも最早コメディとして機能してて良かったし最後の方になると監督まで踊りに参加してるのがまたツボって・・・

 

とまぁこのように自分はドハマリして映画館で観れて本当に良かったです。

マジでありがとうMovix橋本!!

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー

短文感想

最高の映画化!!上映時間に展開も全てが夢にみた映画そのもの!!

 

個人的%率 100%

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネタバレ感想

今日は見てきました!!

結論から先に言うと最高としか言いようがない映画でした!!

OPがクッパがスターをゲットする所から始まるのですがこのシーンがギャグを挟みつつもクッパがまぁ強くて強くてラスボス感満載でイルミネーション系のギャグとはあまり相性は良くないのですが・・・どうも自分のギャグのセンスがズレてて・・・でもこのクッパが最高でした。

 

そしてマリオとルイージの私生活・・・配管工なのも知っていましたしイタリア系なのも知ってましたが家族があんなに多かったりとか色々と初めて知って・・・どうもこの映画の為に確りと作ったようですがだからこそ新しくて面白かったです。

しかもマリオはルイージと一緒に会社を辞めて新しい配管工になりましたが父親からは会社を辞めた事に加えてルイージを巻き込んだ事を呆れられてる始末・・・そんな中で2人は地元のブルックリンで大規模な水道管の破裂をなんとかして名を上げようと向かうも失敗して落ちたのはブルックリンの地下にある空間でそこにはなんと土管が・・・そして吸い込まれてしまうマリオとルイージルイージはダークランドというクッパの根城へ、マリオはキノコ王国へ・・・・

 

色々とあってキノピオと出会い、ピーチ姫にあってドンキーコングとライバルになって最後はクッパを倒すのですがピーチ姫との出会いの時に案外すんなりと上手く行く展開に最初は首を傾げたのですがすぐにあ!これ、色んなゲームである試練とかのテンプレとおんなじパターンじゃん!!となると一気に納得できてそこからは楽しさしかなかったです。

キノコ王国とジャングル王国の描写の違いが面白くてキノコ王国は公共設備を確りやってるのですがジャングル王国は個人個人の車がハイテクだったりと国によって特色があるのも面白かったです。キノピオ達がカワイイを自称してるあざとさとかも笑って笑って・・・嬉しかったのがピーチ姫が勇敢なんだけど強すぎなかった事。ピーチ姫にもピーチ姫の理由があってそれとは別で見ず知らずの男であるマリオやルイージの事も助けようとするその姿は最高でした!!ファイヤーピーチとかアイスピーチとかも自分は見たことなかったので凄く新鮮で・・・これはマリオをやってるかやってないかで感想にありえないくらいエライ違いがあると思います。やっててよかった〜

 

キノピオはもうギャグキャラとして最高!色々と調子の良い感じで進めていくキャラなんですがこれが本当に笑えて一番はアソコですね、カートを作るときにマリオはド定番のカート、ピーチはちょっとワイルドなバイクときてキノピオは体格差を考えんかい!とツッコミを入れそうに成る程の巨大なカート・・・お前、本当に最高!!

 

ドンキーコングも中々に面白くてコングとマリオのちょっと軽い張り合いする仲が面白かった!!ファイヤーコングは新鮮すぎる!!

 

ルイージも気弱になりつつもいざという時には勇気を出して今回はピーチ姫の代わりに囚われてますが最後の活躍は最高でした!

 

そしてクッパ、このクッパの目的がゲームと全く同じなのが良かった!まぁピアノを引くのにはもう笑うしかなかったですがしかも歌詞がピーチピーチ・・・お、お前はもう本当にそれだよな!!

 

と、こんな風に色々と面白い翻案とゲームの時から変わってない要素が見事にあって最高に楽しかったです。

 

続編は恐らく創られるとは思いますがここに関しては個人的には心配でというのも今回の映画ってもうシンプル・イズ・ザ・ベストを地で行ってるのでこの映画の続編でまた同じ展開と言うのもアレだしなぁと思って次はヨッシーが出そうですが・・・やっぱし次はマリオとクッパヨッシーがトリオを組んでなんとかする話とかみたいなぁ。それで最終的にまたクッパがラスボスになるとか・・・何はともあれ最高に楽しめた映画でした!!

シン仮面ライダー

短文感想

リブートとしては面白かったが個人的な感覚としてはProject G4を超えられなかった

 

個人的%率 80%

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

長文感想

観てきましたよ、シン仮面ライダー

個人的に庵野監督で等身大アクションヒーローってどうなるか凄い気になっていたので観てきました。 

僕個人の感想を言いますと仮面ライダーアギトproject G4を超えられなかったという印象です。

まず、初っ端からショッカーから逃げる本郷と緑川ルリ子でトラックに追われていると中々のカーチェイスでどうなるか気にしていたら今作のクモ男ことクモオーグとその戦闘員が出てとさぁアクション!!と思いきや・・・古い!!アクション演出が古い上にカット割りが死ぬほどダセェ!!ノスタルジー云々の話で終われないほどダサい!!

まぁ血祭りアクションは新鮮だったので良いのですがカット割りが顔と潰しだけって・・・まぁここでは良いです。昔のライダー物のオマージュと好意的に受け取りました。

そして緑川博士の所に来てショッカーと戦う事を決める。今作のショッカーの目的は中々近代的で面白かったです。

そんな中で現れるクモオーグとの第二ラウンド・・・カット割りが飛んでて・・・戦闘員との戦闘は良いとしてその後のクモオーグとのダムでの戦いが繋がってねぇから興奮が冷めて冷めてどんな感情で見れば良いのかと思って観てました。

 

しかも次のコウモリオーグ戦が・・・うぜぇ・・・顔アップが死ぬほどうぜぇ・・・やり過ぎだよ・・・けどライダーキックを受けた後のコウモリオーグの辞世の句は中々好きです。

更に1番冷めたのがサソリオーグ・・・アクションが冷める通り越してクソな上に最後の倒すシーンが映されない・・・いやサソリオーグの毒が必要なのは分かるけど何でやった??

ズレたまま終わってしまうのかと思ってみたハチオーグ戦・・・無茶苦茶カッコいい!!しかも途中途中でルリ子との絡みも増えてこっからドンドン自分の感性に合っていて良かった!!特に本気を出したハチオーグ戦はマジでカッコ良かった!!

 

そんな中で今作のラスボスとなるチョウオーグの元へ行く2人。チョウオーグは緑川博士の実の息子でルリ子の兄・・・しかも魂を別次元へ送る力を持ってる(まぁこれはほぼセリフだけで何も映像としては描かれなかったので気にする云々以前の問題です)

立ち塞がるは仮面ライダー第2号こと、一文字隼人!!もう一文字が今作で唯一何というか血が通ってる感じがして台詞を聞いた瞬間にあっ、この2号カッコいいと思って見る1号と2号の戦い・・・全てCGなのは残念でしたがドラゴンボールじみたアクションは嫌いじゃないです。でもやっぱし、生身アクションが観たかった・・・悪くないけど・・・

 

そして2号に足を折られる1号で間一髪の所ルリ子が2号の洗脳を解いて何とかなるかと思いきやカマキリカメレオンオーグがルリ子を殺害!!本気でそう来るかとビックリしてる中で2号がカマキリカメレオンを倒す・・・この時の2号のライダーキックは最高でした。

 

そして本郷は1人、ルリ子の意志をついでチョウオーグの元へ行くと現れるのはショッカーライダー・・・全てCGなのはさておいて・・・色設計ミスってね?黒すぎて動きがわかりづれえ・・・でも2号と協力してダブルライダーキックを見れたのは良かった!!

 

全てのショッカーライダーを撃破してチョウオーグの元へ行き・・・チョウオーグも戦闘スタイルに・・・そして腰には何とダブルタイフーン!?まさかV3なのかと思いきや第0号!!こう来たか!!

そっからの戦闘・・・何でダサさが戻ってんだよ・・・おかしいだろおい・・・とまさかのアクション設計が逆戻りで最後の本郷との戦闘は泥臭さあるのは良いのですが手ブレが激しすぎて・・・今までのアクションシーンとの設定がズレてる上にそんな舞台設定をしてないのでなんでこんなにブレてんの?とノレなかった・・・まぁチョウオーグ戦はそれまでのドラマ的な高鳴りがあったので結果としては良かったです。

最後は本郷は力を使いすぎて死ぬもその魂はマスクの中へ、チョウオーグも死に残ったのは一文字のみ!!一文字は新しいマスクの中に入った本郷と共にショッカーとこれからも戦うことを決意して終わりました。

 

全体的にクドいようですがアクション設計が滅茶苦茶すぎてやれば良いもんじゃねぇよ・・・割れば良いもんじゃねぇよ・・・アップの多用で何をやってるか分からないが凄い物を見せてる感を出したかったのだと思いますがそれまでの流れもちゃんと映さないと割りすぎて下手なMVを見てる気分でした・・・相手が何を刷るのか見せてそれに対してライダーがどう対処するのかクモオーグとの2戦目の戦闘員との戦いはダイジェストじみてましたがまぁそこら辺がしっかりし始めて良かったです。恐らくこれがあるから序盤のカット割りをあぁしたのだと思いますがう~んそこは同じで良かったのではと・・・

 

やっぱし面白くなるのはハチオーグ戦からで本気のハチオーグとの戦いはガチで面白かったです。

 

2号との戦いは生身で火花が欲しかった・・・ここはアニメーション出身の庵野監督らしいですけど・・・質感がやっぱし海外の映画に比べて良くねぇんだからそこは考えてよ・・・ウルトラマンはもう最初からアレだったから良しとしたけどライダーは実物のがあるんだから調整もうちょい頑張ってや・・・

 

0号戦もバレエ?のような0号の動き(しかも単体)がノイズと化してる後にブレ地獄・・・下手だ・・・アクションがありえねぇレベルで下手だ・・・アニメじゃねぇんだからそこは考えてよ・・・

 

とまぁこんな感じでストーリーはいつもの庵野監督作品らしい感じでもう台詞を全て聞いても意味がないので無視して映像を楽しんで見ようにも1人佇むシーンとかは抜群の格好良さだったのに肝心のメインのアクションがコレなので興奮はしませんでした。

 

やっぱし、生身アクションとのバランスは今のニチアサチームの方が遥かにレベルは高いです・・・特にアクションの大御所となった坂本浩一監督のアクションの方が面白い。

んで1人佇みとかのシーンは平成初期の長石監督や石田監督の独壇場でそれと比べてもまぁカッコいいちゃ良いけど・・・それを時間のないドラマで撮られて観てた僕からすると時間かけてこれなの?と期待外れ・・・長石監督が撮った電撃戦隊チェンジマンの『ブーバ地球に死す』なんて今みても遥かにカッコいいですからね!!

良くも悪くも庵野さんの作品を楽しむなら楽しめましたが個人的に最高傑作だと思ってる平成ライダー映画第一作の『仮面ライダーアギト project G4』は少なくとも僕の中では超えられなかったなぁ・・・

ただ一文字隼人役の柄本さんが抜群の存在感を魅せてたのでそこは最高でした。

これ一文字出てなかったらたぶんもっとボロカスに言ってました。80%の60%ぐらいは一文字の格好良さです!あとの15%はハチオーグの格好良さ!残りの5%はそれ以外です!!

 

これだったら田崎監督とか坂本監督とか石田監督に撮らせれば良かったのでは?と思いつつもやっぱしここまで出来るのは庵野監督のネームバリューありきな気がするのでなんだか虚しい気持ちになりました。

 

結論『Project G4』を観よう!!

 

ONEPIECE FILM RED

短文感想
Zを超えた最高のワンピース映画!!
文字通り天使の歌声!! 

個人的%率 100%










ネタバレ感想
えぇー、まず個人的に今作を見る前はワンピースの映画はZが1番好きであぁ言う1人の人間が必死に頑張って頑張って結果や過程はどうであれ満足して散っていく作品って無茶苦茶大好きで『ハムレット』とかもそうです。
今回のREDはそういう自分の好みのド真ん中で最高でした。
 


大海賊時代のせいで世界中が混乱になり、人々が貧困と争乱に巻き込まれていく中でウタの歌声が人気となり、ウタは人々の前で初のライブを開始(しかも世界中に生配信)。そこには幼馴染のルフィを含めた海賊達も来た中でウタは自分の能力であるウタウタの実の力でルフィ達を仮想現実の中に閉じ込めて永遠に世界中の人を幸せにしようとするもその為には起き続けて歌わないといけないから眠らずに永遠に起きていられるキノコを食べ続けてライブ。しかし、それは体力を奪い続けていずれ死ぬ毒キノコ。ウタが死ねば永遠に仮想現実に囚われたまま。ルフィ達はウタを止めて幸せな夢というなの仮想現実から出られるのか、そしてシャンクスの娘であるウタに何があったのかというのがあらすじです。


全編に渡ってウタの劇中歌を担当したAdoの歌声が響き渡って楽しかったのとやっぱり何が良かったって仮想現実の世界観から現実に戻るって最近の流行りというか良くあるんですが、説教臭さが無かったのが良かった。

こういうのって説教臭い物になりがちで現実で頑張らないととかって良く言いますけど、それでも現実が辛いのにそれを頑張らないとって言う方は簡単ですけどやられた人からすれば無責任そのものじゃないですか。

しかもワンピースの世界観なんて海賊とか天竜人とかの被害が激しいし、そんな世界に住みたいかと言われたら自分は本気でNOです。

だからウタはウタウタの実の世界に皆を連れて行ったんですけど、その皆というか一般人がウタをやった事自体は否定しなかったのが良かった。ウタの歌声を聴いたから現実でも頑張れる人もいるし、辛い現実が嫌で永遠に仮想現実に居たい人も居るしでここらへんの作りが凄く丁寧でだから観てて色々と感情が込み上げてきました。


今回の舞台である音楽と平和の国であったエルジアに伝わる魔王を召喚する古代の楽譜トットムジカ。かつてウタはその楽譜を歌ってしまい、一晩でエルジアを滅ぼしてしまい、シャンクスはエルジア国王にウタを預けて世界一の歌手にさせるのと、この騒動を全て自分達のせいにすることを約束させてエルジア国王はそれを了承。

久しぶりにワンピース映画のストーリーで泣きました。こういう泥臭いの大好きなんです。






仮想現実から出るにはトットムジカの力で現実とウタウタの実で作られた世界からトットムジカを同じ場所で同時攻撃しなくてはいけなくて仮想現実はルフィやビックマムとこのオーブンやブリュレとかが居るんですが現実では誰も居なくてヤバいと言う状況で遂に登場『赤髪海賊団』。

待ってましたと言わんばかりに大暴れして攻撃する『麦わらの一味』+αと『赤髪海賊団』+カタクリで、指揮をするのが見聞色で繋がったウソップとヤソップの親子ってもう上がりまくりでした。


シャンクスの戦闘が無茶苦茶格好いいというか連載が始まって25年間のうちで初めての大暴れでもう本当に長い間ずっと待ってました!

もうここらへんの時には泣いて興奮してと大満足してたのですがエンドロールが何よりも良かった。


『風のゆくえ』が流れるのですが音貝で皆、それを聴いてるって後日談風って感じになってて、なんだかんだ皆、その歌声は大好きだし、それは永遠に残るって終わりでドツボでした。
だって仮想現実を否定したってウタの歌声は楽しかったし、それに勇気を貰った事実は0ではないですか、それがあるから現実でも頑張っていけるのにアホな映画はその事実まで否定しますけど、この映画はそこまで否定しなかったのが良かった。もう号泣です!!

アンチ仮想現実系の映画ですけど、それを否定した主人公らの自己満足で終わるセカイ系みたいなノリじゃなくて、アンチセカイ系ってのもあって、非常に新しくて見応えある映画でした。


いや、これは大満足!!!
25周年記念でありながら、伝説の男というかジジイではなくて文字通り“新時代”に挑戦した映画でした。