アクション好きが観てきた映画感想!!(あくまでも個人的な感想です)

映画の感想をブログでやってみます。なにぶん素人ですのでどうか暖かい目で見てほしいです(不快になられても責任とれませんので悪しからず)

恋とニュースの作り方

短文感想

大きな話はないがキャラの面白さはピカ一!

ハリソン・フォードが兎に角面白い!!

個人的%率 90%

 

 

 

 

ネタバレ感想

2010年の映画『恋とニュースの作り方』を久しぶりに観たので書きます。元々は家族と一緒に観て大爆笑した映画なので好きです!

主人公のベッキーが勤めていたテレビ局をクビになるのですがその後の新しく勤めるテレビ局のテレビ番組は視聴率が最悪の朝のニュースバラエティ番組。しかも給料は前の半分以下という環境も何もかも最悪の中から頑張ってのし上がる話で凄く明るい気分になります。

個人的な推せるポイントとしてはやっぱりベテランキャスターのマイク役のハリソン・フォードでしょう。これが本当に厭味ったらしいかつ面倒くさいキャラで6ヶ月以内にどんな番組でも良いからテレビに出ないと給料が貰えない(しかもベテランかつ優秀な事を鼻に大きな顔をしてるので彼方此方から嫌われてる)中で主人公の番組に出る事になるのですがもう態度を全く変えない酷い男www

ダイアン・キートン演じる11年間番組を引っ張ってきたコリーンに対しても尊大な態度は変えずに「挨拶にはそっちが来い」って・・・この後のコリーンとマイクの応酬に振り回されるベッキーは本当に笑えました。

そしてやっぱり良い所は番組のスタッフの最初にクビになったサボり魔のキャスターを除いて皆確りしてるのが良い。ベッキーのサポートをするレニーが色々と教えたりサポートしたりしていてレニーが家に帰った序盤のシーンで家族の元にいつつもニュースを見まくってキャスターを探してるのは仕事中毒になってプライベートを疎かにしがちなベッキーの問題点に触れつつも先に帰ったレニーに悪い印象を持たせない丁寧な作り。

そしてコリーンがあれこれ言いつつも視聴率の鬼となったベッキーに外で話題を取ってくると言った場面は最高でした。その後のマイクとの嫌味合戦も笑えましたけどww

こんな視聴率をヤケクソに皆取ろうと必死な中で遂に行動したマイクは議員(市議員?)の家に電撃訪問、ベッキーが混乱してる中でなんと警察が!!マイクは自分の情報を駆使して警察が来る直前のタイミングを狙って逮捕の瞬間を撮るという中々いい塩梅。ここでバラエティに走ると最後が微妙になるし、何もしないと嫌なヤツで終わるギリギリのタイミングなのが良い

そんなこんなで何とか番組の打ち切りを止められるくらいの視聴率をぶん取ったベッキーはさらに大手の全国ネットのテレビ局にスカウトされて葛藤してる中でマイクの態度に遂に限界が来てそっちへ行く事を決意。

番組の雰囲気が悪くなる中でコリーンが今まで以上にキツい言葉でマイクを叱ると、遂にマイクも動く。やらないと言ってたバラエティの部分で料理をして使わないと言っていた言葉を使って放映。それを面接中に観ていたベッキー(面接の部屋になぜか普通にテレビが付いてました)は戻るとマイクがそのコーナーを閉め、最後はベッキーとマイクが次の企画を話し合いながら歩いてる場面で終わりました!

話の途中途中でテレビ局の先輩のアダムと恋していくベッキーが描かれているのですがまぁ映画の中心ではないし、別にそれがストーリー的に大きな意味があるのかと云うと悩むのですがでも、現実の恋ってこんな風に何となく仕事やプライベートで付き合って好きになるものだと思い出すとこのくらいが1番リアルな気もします。アダムのプレイボーイみたいなキャラは今だと色々と描きにくいだろうな

この映画、何が1番凄いって編集が1番凄い。

本当にこれ以上やると嫌な感じのキャラになるギリギリのタイミングでそのキャラの良い側面を描いてきて全キャラ魅力的です。

ストーリー的にはよくあるハッピーエンドで役者の演技だけでもってる雰囲気の映画なのですが監督の絶妙な采配が上手く行ってる良い映画です

ハリソン・フォードに萌える映画と言われたらこれを強く薦めるそんな映画です