アクション好きが観てきた映画感想!!(あくまでも個人的な感想です)

映画の感想をブログでやってみます。なにぶん素人ですのでどうか暖かい目で見てほしいです(不快になられても責任とれませんので悪しからず)

ドラえもん のび太の宇宙小戦争2021

短文感想
原作の良いところを上手く現在風にした良作。ただ改悪してしまってる部分もある。
 
個人的%率 70%



















ネタバレ感想
今作は宇宙小戦争のリメイクで原作が好きなので観に行きました!!
 
率直な感想としては面白かったです。
全体的なカットもパピ視点というか少しのび太ドラえもんといった地球側が大きく見えるカットが多く、また原作のリアルタイプの戦車からアニメ風に変えた事によりモードチェンジありにしたり、パピの新たな側面を出そうとピイナを出したりと所々を変えて新しい事をやってるのが良い所も色々とありました。


ここからは原作およびリメイク前との変更点を言っていきます。

1オープニングでピリカのクーデター。

2パピの姉であるピリカの存在

3のび太達の特撮映画撮影にドラえもんが加わり、しずかのファンタジー映画撮影が無くなる。 

4日常の風景の中に映画撮影が加わり、そこにドラコルルによる襲撃

5ドラコルルによるのび太ら各個人の調査が無くなる。それによりスネ夫の戦車が唐突になる。

6パピの離脱のタイミングがズレる

7宇宙船の中でのび太達とパピの話が追加されメインはスネ夫とパピの会話

8基地内での会話にパピが追加され、パピがのび太と会話後に離脱。

9自由同盟の地下組織部隊の連絡の際にチーターローションの存在がなくなる。

10自由同盟の襲撃でドラえもんのび太ジャイアン、ロコロコは逃げてギルモア官邸のスモールライト奪還の為に潜入そして失敗。のび太だけ逃げる。

11戴冠式でパピの演説が追加。のび太も立ち上がる1人になる。

12戦車を分解して調べる描写が無くなり、パルスミサイルで撃墜になる。

13のび太がギルモアの官邸にたった一人で潜入し屋上の処刑場を目指す。

14のび太達の戦闘が少し短めになる。

15ドラコルルが降伏の際に部下の安全を保証させようと人間味が出る。

16パピとピイナのクライマックスの会話

17ラストシーンは一連の事をフィルムに収めた映像を出木杉に教える場面で終わる。

ぐらいですかね。
まず改良になってた部分が1、2、7、15、16は間違いなく改良でした。特に1と2はかなり良く15も好みです。

次にどちらとも言えないのが3、4、5、6、11、14でこれらは好みの問題になるのでただ3、4は個人的には良かったかなと思います。

残りは改悪と思った部分でパピの離脱がズレた事であの行動が勇気ある決断から一人の人間としての行動になり、少年らしさは出ましたがうーん大統領の側面が弱くなる結果に

またチーターローションが無くなった事により地下組織に行くまでのサスペンスが薄れて地下組織がばれる展開が茶番になるのも痛い。あれでのび太が頑張ったからこその主題歌である少年期が冴えるのに・・・いや挿入歌のタイミングが違うけどさぁ。
その後の潜入ものび太の後半の処刑台に行くまでの道のりが微妙に。というのもその時にのび太がパピ君や地球人はって石ころ帽子をつけたまま兵士に聞くという行動に・・・これで気づかない兵士ってなによ・・・

戦車の分解が無くなりパルスミサイルになったのは良いと思いつつも最初から無人機に入れとけよとしか思えず戦車の墜落が茶番化になる大惨事。

のび太の戦闘も短くなり、原作や旧作で好きだった棒を持ってヘリを叩き落とすのび太が見れなくなり残念。

11の戴冠式もあれなら処刑台のシーンを中継させての最後の言葉にしたほうが良かったのではと思いました。たぶん市民のデモをやるために戴冠式にしたんだと思うのでこれはもう好みですな。


1番要らないのはやっぱりのび太達のギルモア官邸への潜入ですね。あれが時間を喰った割にあんまり面白くなかった。あれでスモールライトを壊せばまだ茶番にならず良かったんですがやらなかったのが痛い。


こう後一歩の詰め込みの部分が好みと外れたのと茶番になってしまったのが痛いですね。潜入よりも原作や旧作のチーターローションのサスペンスの方が面白いのも辛い所です。


けどドラコルル周りは良くなってました。特にスモールライトを知った時の反応を見てビックリしたりしたのも良かったです。あれは良い改変でした。

スネ夫も今作は主役並みに頑張りました。惜しいのはスネ夫の葛藤が2回になってくどくなった所。あれは一回にしてくれた方が良かったです。


何はともあれ1年ぶりのドラえもんで楽しい映画でした。主題歌も良かったですし宇宙戦も凄く良くなって楽しく見れました。