アクション好きが観てきた映画感想!!(あくまでも個人的な感想です)

映画の感想をブログでやってみます。なにぶん素人ですのでどうか暖かい目で見てほしいです(不快になられても責任とれませんので悪しからず)

スーパーヒーロー戦記

短文感想 
間違いなく人を選ぶヒーロー映画。
個人的%率 50%
   




ネタバレ感想
なんだろう?
今だかつてない程に色々とうわぁっと悪い意味で感じでパンプレットの田崎監督のインタビューを見て落ち着けてこの%テージです。
 
まず最初にゼンカイジャーとセイバーのキャラ達がお互いの書かれた本に吸い込まれるのが始まりでここはまぁこうしかならないよなと感じつつもキャラとキャラが混ざり合うのが物語の基本かつ王道なので予想通りでしたがワクワクしました。
この時、セイバーの賢人がカーレンジャーの本に吸い込まれていたのでそっちの方がどうなるのか面白そうだったのは想定外です。実際に見てて少し吹きました。

次にお互いの世界を観察しつつ、セイバー側は戦闘でここで石ノ森章太郎先生が登場です。まぁここら辺も予告を見ながらそうだろうなぁって感じだったので予想が当たりつつも次はどうなるのかワクワクしてました。ワクワクしやすい体質なもので

そしてセイバーとジュランチームは八犬伝の世界にゼンカイジャーと倫太郎チームは西遊記の世界に行ったのですがここでゼンカイジャー側が介人と倫太郎とセッちゃんだけになり、ガオーン達3人の行方は分からないまま、オーマジオウ登場wでも何でお釈迦様w

あんたそんな存在だけどよぉ。この可笑しさが微妙にツボに入りましたw

ここでイマジン組と合流、イマジン組とゼンカイのキカイノイド組を会わせなかったのは良かったと思います。色々と前に進まなさそうなのでw

セイバー組は八犬伝の世界にやってきてここら辺はセイバー組もゼンカイジャー組も戦闘になりますがちょっと乱雑しすぎでう~んとなる所でしたしなってましたがゼンカイジャー組は電王登場、セイバー組はデカマスター登場で印象を変えつつ、歴代戦士パワーで乗り切ってました(うーんとなる間延びから)

戦闘終わりゼンカイジャーはデンライナーに乗って天竺へ(セコい)

セイバー組は歩きで八犬伝の剣士探し(疲れそう)

ゼンカイ組もとい介人、セッちゃん、倫太郎のトリオ(面倒くさいのでゼンカイ組からゼン組にします)はイマジンとオーナーから事業説明・・・オーナーはまぁいつも通りでした。

セイバー組はシンケングリーンとキラメイブルーの2人の決闘に割り込んで2人も仲間にして残りを探す途中でまた敵に襲われて戦闘。ボス・・・ジュランのセリフをとっちゃ駄目だよ。

ゼン組も天竺に到着し、戦闘開始。
セッちゃんが人質に取られるもここで我らが魔王が参戦!相変わらずかっこいい!
グランドジオウで形勢逆転ですが強すぎです!

セイバー組は戦闘中に社長も合流ですが一発で観客に或人の印象を呼び起こさせようと色々と台詞が暴走気味で冷めました。やりすぎです。

ゼン組もセイバー組も敵の戦隊メギドとライダーワルドを撃破ですが敵の罠で別の世界に呼ばれます。ここで介人と飛羽真が初対面。
敵を倒そうとセイバー組とゼン組の全員で相手しますがそれを見ていた石ノ森先生は今まで登場したヒーローをスケッチしますがどれも違うと破ります。
敵の狙いはヒーローを混ぜこぜに見せて先生の創作意欲を潰すというなんともメタ過ぎる方法でヒーローを消しました。

そして飛羽真も自分が仮面ライダーセイバーの登場人物である事に気づきます。
ここら辺で敵が大量にいるのにセイバーが本を普通に読んでるのでおい敵どもまず攻撃しろと思いました。結局消えるのでやらなかったようですがそれでも目の前の雑魚はなんとかしてるのを映して欲しかったです。たぶん編集の段階で消えてる可能性が高いです。

ただ文字に併せて消えたり、台詞が見えてくるってのは面白かったです。 

飛羽真は消えた先でなんと賢人とルナと一緒に生活をしてました。幸せそうな雰囲気でしたがライブ合成で背景が合成なのは長回し故にしょうが無いですが色々と独特すぎてどう捉えたら良いのか悩みました。またライブ合成故に背景で幸せな映像が出てきますがそのせいで長回しの強みであるリアル感が喪失。背景を広く映し過ぎで飛羽真の印象が弱くなったのが痛すぎですね。
で、幸せを満喫しつつ飛羽真は文字が化けてきてる石ノ森章太郎伝と云う本を読んで出会った鈴木福演じる先生に気づきます。ここで場面が代わり、先生の仕事部屋へしかもセイバーの芽依ちゃんが先生の担当ですw。妙に芽依ちゃんに懐いていたので姉と重ねたのかなと思いつつも流石にそこは変えてきてくれて良かったです。デリケートすぎる題材なので。

飛羽真は先生にヒーローを書いて貰おうとしますが先生は嫌がります。理由は戦争や喧嘩が悪なら戦うヒーローは正義じゃなくて悪じゃないかと云う理由でヒーローを書きたがらないのはヒーロー物の永遠のテーマなのでここらへんの飛羽真の説得は好きです。
善であり悪である仮面ライダーなどのライダーシリーズやそこから派生したゴレンジャーなどの戦隊シリーズを人間そのものって言ってたのは嬉しかったです。両シリーズが好きですからここら辺の台詞回しは大好きです。ただCG合成を駆使した長回しで乗りたいのに乗り切れないなんとも変な感覚に襲われました。

先生がヒーローの元祖たる1号とアカレンジャーを書き、飛羽真がスーパーヒーロー戦記と云う物語を書いて再び戦いに戻ります。なんでそれで戻れるのかはさっぱり説明が無いもとい説明不足感が恐ろしくありますが旧1号とアカレンジャー登場と2人と怪人軍団の戦いはダブル初代プラス声も初代でしたからカッコ良かったです。

ここで戦隊メギドやライダーワルドが何やら言いますがなんと1号から歴代ライダーがアカレンジャーから歴代レッドが総登場し、介人達ゼンカイジャーと倫太郎達セイバーも全員変身し、名乗りです。
セイバーは普段やらないから新鮮でしたし、「我ら仮面ライダー」と担架切るのはやっぱりカッコ良いし、仮面ライダーは平成になってからそういうのは無くなってたので本当に新鮮でした。

ゼンカイジャーと戦隊はいつも通りで安心しつつも初のツーカイザーと同時名乗りで真っ先にゴーオンジャーの劇場版が頭をよぎったのは自分だけじゃないと思いたいです。

でここからは大集合による戦闘ですが声が・・・ライブラリじゃない為、違和感を感じすぎて乗れませんでした。レッツゴーとかがうまかったのは出来る限り台詞にせずに掛け声にして声の印象を弱めていたから良かったのですが今回の題材が題材故に皆登場人物だけど生きていると結論が出てるので台詞があるのですがあれだと要らなかったです。しかも妙にダイナレッドとシンケンレッドとクウガ(安心してください。クウガだけは掛け声だけです)が微妙に声質が似てたせいか上手く、余計に残念です。

ただここでゼンカイジャーの方でサプライズがあり、アキバレンジャーギアを使用です!効果は敵が死亡フラグを立てるでした。
メタすぎですが笑えました。

だが今回の敵のアスモデウスも反撃しますが「お前たちなど二次創作」とか「オワコン」だとか言ってて、メタすぎですし、これだと完璧にクォーツァーと丸かぶりです。笑えはしますが乗れるかと云われればこの丸かぶりは流石に乗れませんでした。
やられるかとなった時に新ライダー登場です!仮面ライダーバイスですがなんと仮面ライダーリバイと仮面ライダーバイスに別れてて二人で仮面ライダーバイスと捻ってきました。そしてなんとここでオーズの会長がケーキにリバイスのプレートを立ててお祝いと・・・あんたこういう登場かよ!
笑えますが戦闘の流れをぶつ切りにしてるのでコメディなら成立してますがアクションは成立してないとなんとも好みとは違う方向に・・・

ここでアスモデウスをボコボコにしますが仮面ライダーバイスが煩過ぎで乗るよりもまず引きました。ここまで煩いと引くと肌で感じました。

2人がアスモデウスを倒して流石に離脱。ここら辺はいつもの通りですもう。
ですがここでアスモデウスが巨大ドラゴン化で大暴れ。アカレンジャーの指揮の元、歴代戦隊の戦艦やレッドメカが大集合。セッちゃんがバリドリーンを見て「オイラに似てる」って言ってたのでセッちゃんの元ネタはバリドリーンですw

仮面ライダーも戦隊メカに乗ってアスモデウスの羽を切り落とします。

ここから今回の目玉のセイバーのスーパーヒーロー戦記が登場でゼンカイザーはなんとワンダーライドブック化します!Wなの?

そして止めですがアスモデウスに対して歴代戦隊メカが取り囲んでたり、全ライダーが頭上からライダーキックしたりと絵面は酷かったです。スーパーヒーロー戦記も出て止めを刺すだけでしたのでカッコいいとか悪いとか以前にパッと出た感が強すぎてそんなのを感じる間は無かったです。

で最後はゼンカイジャーの皆と飛羽真と芽依がヤツデスペシャルを一緒に食べようでスーパーヒーロー戦記は終わりです。



そしてエンドロール後になんと仮面ライダーバイスの短編が上映されました。
バイスが暴れるだけですので大まかな設定は分からずじまいですが、リバイスのモチーフは恐竜と悪魔で、敵は悪魔。そして主人公の仕事場はなんと銭湯!
更に変身アイテムはなんとスタンプ。
ベルトが今までに比べて1番ゴツくてフォーゼドライバーやベルトさん、ゲーマドライバー以上の印象を受けます。

肝心のアクションはコメディを駆使しつつも暴走フォームとかあったらえげつなくなりそうな印象を初っ端から出してくるほど結構不穏なアクションで面白かったです(特にバイス) 

また乗り物はドローンでした。
ドローンにライダーが乗るとは・・・Wでも似たようなのがありましたので気にはあまりならないです。フォームチェンジもやってリバイはガッツリと印象を変えてバイスは一部分だけとゼロワンやセイバーとは違った感じです。

これは楽しみになりそうです。
バイスパイロット監督と脚本は柴崎監督とサンブンノイチの原作者の木下半太さんになりそうです。



さてここまで見た印象としてまず、後半が雑とは言いませんがメタすぎです。ここまでメタだと見てる方もキツすぎです。オーバークォーツァーが大丈夫だった自分がキツすぎと感じるのでどれほどかは具体的に言いませんがかなりキツイです。

ここまでキツイとメタフィクションをずっと扱う人じゃないと上手く出来ないですので脚本は毛利さんではなく會川さんにするべきだったと思います。會川さんでもさじを投げそうですが。

アクションも歴代レッドやライダーが別人の声で話すので1回ごとに切られまくってる感じで非常に乗り切れませんでした。ここは本当に台詞なしで攻撃のさいの掛け声だけにするべきでした。

ただ久しぶりのアカレンジャーのレッドビュートはカッコ良かったです。

後、今回の問題点はセイバーが本を読んだり、リバイス登場とか誰かの登場の時に一々敵キャラどうしたの?と感じるほどにぶつ切りになっててそれも乗ってるこっちの集中力を削いでるので覚めました。

アスモデウスも言ってる事がクォーツァーとダダ被りなのであそこまで被ってると乗れません。

所々の題材やテーマは凄く好きですし、そこら編は丁寧にやってるので駄作とは言いませんがそれでもここまで癖が強いと見ててちょっととなるのでこの%になりました。

因みにラストの藤岡弘、の1号と鈴木福の先生の会話はもう藤岡弘、パワーでゴリ押ししてるので良いとします。

以上を持って終わります。  
非常に癖が強すぎるのでオススメはしません。
というかカーレンジャーの世界に入った賢人がどうなったのか気になりすぎてそっちに興味があるのが現状です。